ビジネス英語

【英語の相槌】そうなんだ!うんうん!など一覧で紹介

外国人と英語で話すのって緊張しますよね。

ずっと聞いているのもちょっと気まずいし、
やっぱり会話に「あいづち」は必要ですね。

ここでは「定番のあいづちフレーズ」を紹介します。

そして「あいづち」で会話をつないだ後、
自分から発言する会話の進め方も紹介します!

相槌フレーズをたくさん紹介しますが
全てを覚えようとせず

まずは気に入ったものや言いやすいものを、
2~3個ほど自分のものにすること

を心がけてください。

そして、英会話は「場数!」

経験値が高い人ほど、
自然に上手く「相槌」ができる人が多いようです。

会話の流れと「相槌(あいづち)」

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  1. 「あいづち」名人は「聞き上手」
    あいづち以前にまず相手の話を聞き取ることが大切ですね!
  2. 「聞き返しのフレーズ」
    相手の話をうっかり聞き逃した時に使いましょう!
  3. よく使われる「あいづちフレーズ」
    相手の話に同調するとき/感情や驚きを込めて/相手の気持ちに寄り添うとき
  4. 会話のラリーを始める「便利なフレーズ」
    あいづちを使って切り返したあとに・・・

「相槌(あいづち)」名人は「聞き上手」

日本語や英語に関わらず
コミュニケーションで大切なのは
「相手への尊敬・敬意・配慮」
いわゆる「傾聴の姿勢」ですね。

相手が自分の話を聞いてもらっているな
と感じてもらうことが大切ですよね。

表情、アイコンタクト、うなずき、
自然なジェスチャー
で、それを伝えましょう。

相手の「言葉」をリピートする

会話相手に、話を聞いているよという合図を示すのは
アイコンタクトやボデーランゲージだけではありません。

相手の話しを聞きながら、
話しの中のキーワードをリピートすることも
重要な合図のひとつです。

これは「あいづち」と同じくらい効果的ですね。
会話の中で相手が使っている単語や表現を拾って、
繰り返してみましょう。

A: Hi. How are you doing?
B: Oh hi. I’m doing Ok. I’m just sleepy because we had the conference call late last night with guys in the US until 2 o’clock in the morning.
A: 2 o’clock in the morning!? A:こんにちは。調子はどう?
B:やあ。調子はまずまずだよ。ちょっと眠いくらいかな。昨夜遅くに米国オフィスとのカンファレンスコールがあってね。夜中の2時までやってたからね。
A:夜中の2時だって!?

このように、いい終わりや語尾の部分
拾って繰り返すだけでも十分でしょう。

A: Hi. Are you planning something over Obon holidays?
B: Yeah, I’m thinking of visiting Hokkaido, all the way by car from Tokyo.
A: By car? A:やあ。お盆休みの計画ってもう決まってるの?
B:そうだね。北海道に行ってみようかと思ってるんだ。東京から、車でね。
A:車で?

聞き逃した時は、聞きかえす

相手の話を聞いていて、
「あ、聞き逃したぞ」と思ったら、
すぐに聞き返しましょう。

Say again?
(もう一度言ってもらえますか?)

What did you say about XXX?
(〇〇について何とおっしゃっいましたか?)

また、聞き慣れない言葉がでたときは
こう聞き直しましょう!

“Resilience?” What do you mean by that?
(レジリエンス?それってどういう意味ですか?)

よく使う 「相槌(あいづち)」フレーズ
~同意・感情・寄り添い 編~

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「なるほど」「たしかに」「そうですね」から、
「本当ですか?」「それは素晴らしいですね」といった
感情の入ったものまで
相手に同調する「相槌」フレーズです。

よく使われる「あいづち」フレーズ
同意 編

「そうですね」

Uh-huh. (アーハァという、いかにも英語っぽいあいづちですね)
Ok.
I see.
Right.
Sure.
That’s true.
Cool.(スラングですね。フレンドリーすぎるので友人同士で。「いいじゃん」みたいな意味ですね)

「なるほど」

I see.(上記のとは違うイントネーションで。納得感を出しながらゆっくり話すといいでしょう) 
I got it. 
That makes sense. (理に適ってますね、という意味ですね)
I know what you mean.

「たしかに」

I think so too.

Exactly.(本当にその通り!)
Absolutely.(そう!間違いない!)

よく使われる「あいづち」フレーズ
感動 編

良い知らせや素晴らしい結果を知ったときに使う表現です。

「素晴らしい!」

Great! 
Wonderful! 
That is amazing!
That. Is. Nice.(単語ごとにきりながら話すとより感動が伝わる…場合があります)
Beautiful!   ※僕はこれをよく使います
Awesome!  ※僕はこれもよく使いますね

「良かったね!」

Congratulations!(おめでとう)
I’m happy for you. 
Good on you! 
Good job.(部下や子供など目下の方に向かって言う言葉)
Way to go! (部下や子供など目下の方に向かって言う言葉)

よく使われる「あいづち」フレーズ
驚き 編

「冗談でしょ?」

You’re kidding! 
You’re joking! 
No way!(あり得ない!)

You’re kidding の “kid” は
そのまま「子供」という意味です。

kidding(子供扱いしている)が
「からかう」→「冗談」
という意味になったようです。

英語っぽい表現ですね!

「本当ですか?」

(驚きと感動の入り混じった感情の場合、テンション高めで!)
Really? 
Unbelievable! 
Are you sure?
Are you serious? 

「それは面白そうですね!」

It sounds fun. 
It seems fun. 
It must be fun.(面白いに違いない!)
That sounds interesting. 
That must be a lot of fun.(絶対面白いに違いない!)

さらに便利な「あいづち」フレーズ
同意するとき・反対するとき 編

先ほどと同じような
相手に同調するフレーズですが、
ややフォーマルな場面やビジネスでも使います。

「同感です」

I think so, too.
I agree (with you). 
I feel the same (with you).

「私もそうです」

Me too!
I’m with you.

「そうは思いません」

もちろん、意見に反対するときだってありますね。
そんなときは、このような「あいづち」を使いましょう!

I don’t think so. 
I’m not sure. 
I don’t understand. 
Not me. 

よく使われる「あいづち」フレーズ
相手の感情に寄り添い 編

「それは大変でしたね」「お気の毒に」といった
相手に寄り添う相槌です。

相手の話の内容を理解して
使い分ける
必要があります。

「それは大変でしたね」

You must be tired.
(さぞかし疲れたでしょう?大変でしたね)

You must be nervous.
(それはずいぶん緊張したでしょう?大変でしたね)

That must be tough.
(それはキツかったでしょう?大変でしたね)

「それはお気の毒でしたね」

I’m so sorry (to hear that).
(お気の毒でしたね)

That’s too bad.
(それはわるかったですね)

That’s terrible.
(それはひどいですね)

会話のラリーを始める「便利なフレーズ」

 

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あいづちで会話をつないだら、
今後はこちら側からお話しをする。

切り返しですね。

いよいよ会話のラリーの始まりです。

この会話のラリーを始めるたの
「便利なフレーズ」を紹介します。

会話をつないでいくためには、
2つの進め方があります。

  1. 相手の言っていることにあいづちを打ち、さらに「相手の会話を促す」
  2. あいづち後に自分の意見を話し始める「切りかえし」

どちらの場合も「定番フレーズ」がありますので
それらを使ってスムーズに会話を続けていきましょう。

「あいづち後」に使うフレーズ
相手にさらに会話を促す 編

相手の言っていることにあいづちを打ち、
さらに相手の会話を促していくときの

鉄板フレーズはこちらです。

“How did 〇〇 go?”
(それで、〇〇はどうなりましたか?)

使用例

Ah, really? How did it go?
(本当に?それで、その後どうなったの?)

You’re kidding? How did the meeting go?  
(冗談でしょ?その会議は結局どうなったの?)

You must be nervous. How did the presentation go? 
(それは緊張したでしょう。で、プレゼンはどうなったの?)

相手にさらに会話を促す、
ややフォーマルな定番フレーズはこちら。

“Can you be more specific on 〇〇?”
(〇〇について、もう少し詳しく説明頂けますか?)

“Can you tell more details about 〇〇?”
(〇〇について、もっと詳しく教えてもらえますか?)

 

会議の場や講演会のQ&Aのときによく使います。

 

使用例①:展示会のブースに関する打合せ
Can you be more specific on floor plan you mentioned earlier?
(さっき話されていたフロアプランについてもう少し詳しく聞かせてください)

使用例②:カンファレンスの準備会議の打合せ
Can you tell more specific on the revised agenda of upcoming annual conference?
(もうすぐ開催される年次カンファレンスの改訂されたアジェンダについて、もう少し詳しくお話しいただけませんか?)

使用例③:講演会のQ&Aで(質問者から)
Can you tell more details about 〇〇? 
((講演の中で触れられた)〇〇についてもっと詳しくお話し願えませんか?)

転職会議

「あいづち後」に使うフレーズ
自分の意見を話し始める 編

つづいては「あいづち後」に
自分の意見を話し始める、切りかえし。

その定番フレーズはこちら。

「〇〇されてみたらいかがでしょうか?」

“I think you should… “
“Maybe you should… “

“I suppose you should… “
“I guess you should… “

“You should” だけでは
「あなたは〇〇すべきだ」という
上から目線になっちゃいます。

“You should” の前に、
“I think” や “Maybe” を置くことで
「〇〇してみてはどうですか?」という
やわらかいニュアンスになります。

使用例① 

昨夜遅くまで仕事していたマックスとコージの会話

Koji: Hi Max. How are you doing?
Max: Oh hi Koji. I’m ok. I’m just sleepy because I had a conference call with guys in the US late last night and I went to bed in the 2 o’clock in the morning.
Koji: 2 o’clock? That’s late. You must be tired. I think you should take a half-day off in the afternoon. 

コージ:おつかれ、マックス。あんばいどう?
マックス:おう、コージ。ぼちぼちかな。ちょっと眠いくらいで。昨夜遅くからアメリカオフィスとカンファレンスコールがあってさ、夜中の2時までやってたんだよね。
コージ:2時?そりゃ遅いね。相当疲れたでしょ。午後の半日ほど休暇もらってみたら?

もう一つ、別のシチュエーションでの会話例。

使用例②

お盆休みに北海道へ行く予定のアレックスとコージの会話

Koji: Hi Alex. Are you planning something over Obon holidays?
Alex: Hi Koji. I’m thinking of visiting Hokkaido.
Koji: Hokkaido? Really? That’s nice! I think you should check out the ferry. I think there’s a ferry between Oarai port in Ibaraki to Tomakomai in Hokkaido. It should be fun!
Alex: Oh wow! I guess you’re right. Thanks for the great idea, Koji!

コージ:おつかれ、アレックス。お盆休みの予定って決めた?
アレックス:おう、コージ。北海道へ行こうと思ってるんだよね。
コージ:北海道へ?本当に?いいねぇ!フェリーの航路を調べてみるといいよ。たしか、茨城の大洗港と苫小牧港間でフェリーが就航しているはずだよ。絶対楽しいと思うよ。
アレックス:なるほど!そうだね。それすごくいいアイデアだよ。ありがとう、コージ!

転職会議

「これいいなぁ」と思う相槌フレーズ

いかがでしたでしたか?

色々パターンはありますが、 
自分がしっくりくる表現や言いやすいものを
2~3個ほど、自分のものにしておきましょう

そして、あいづちからの
“I think you should…” や
“Maybe you should…” につながれば
いい流れが作れますね。

ためになる「余談」

英会話の上達は「場数」と言われています。
でも、一人であっても事前練習はできます。
寝る前につぶやきながら練習してください。

毎日やってると、
口や顔の筋肉が覚えてくれるので、
会話のときに無意識に口から出てきて
自分でびっくりすることがあります。
(やっぱり筋肉は裏切りません)