ビジネス英語

【英語の翻訳】おすすめ!無料のオンライン辞書サイトやアプリを紹介

海外事業者とのやり取りや資料の翻訳、または学術論文や英文エッセイなど、英訳をする機会が多い方は、皆さんどのように英作文を作っていますか?

多くの方が日本語で作文して、それを英訳していくというパターンかと思います。

この記事では、翻訳や英訳に便利な無料サイトやアプリについて紹介します。また、個性的な英作文にするコツもお知らせします。

【英語翻訳】英訳の順序と無料ツール

Photo by XPS on Unsplash

社会人である私の場合、英語資料を読んだり、海外のニュース記事を要約したり、海外の取引先への資料を英訳したりと、日常業務で和訳や英訳に携わることも多いです。例えば英訳の場合、これは学生時からのルーティンではありますが、私は下記の順で作業を進めます。

  1. 日本語で作文
  2. 英語辞典を使って、英語に翻訳
  3. 英語類語辞典を使って、特定の単語は類義語に変えながら表現を豊富にする
  4. 必要に応じて、その類語を英英辞典で調べて、元の文脈に合うかを確認する

手順③は英訳の目的によります。各種媒体への製品の紹介記事や社内報などの読み物であれば類語を用いた方が、読み手に飽きられない文面になります。
その反面、『契約書』や『取扱説明書』のような用語や表現が一貫していなければならないときは類語の使用は避けます


【英語で翻訳】実際に使って正確で便利だと感じた無料サイトはここ!

私は上記で紹介した手順の②と③でそれぞれオンライン辞書を利用しています。各手順で使用するお薦めの無料サイトを紹介します。

無料のオンライン英語辞書なら、使いやすいアルク!

まず、私が日本語の作文を英訳していく過程で使用するのは、『アルクの英辞郎on the WEB』です。ブックマークバーに保存し、常に開けられるようにしています。

翻訳のオンライン辞書は他にも多くありますし、検索時にアルクよりも上位に表示されてくる辞書もありますが、僕はアルクを常に使用しています。理由としては、検索単語を調べるとき、単語の意味と豊富な例文がずらっと並んでおり、一目で見やすいためです。以前からずっと使用しているため「慣れている」こともあるかと思いますが、使いやすさは良いと思います。

もちろん、単語を調べるだけなら無料で使用できる点も大変助かっています。見出し項目数だけで400万件以上あるので、日常レベルの翻訳であれば十分かと思います。

また、アルクはアプリもあります。事前にスマホにDL(ダウンロード)しておいて、必要な時にさっと調べることも可能です(アルクのページからアプリのDLができるようになっています)。

無料オンライン英語類語辞書なら、安定のMerriam-Webster!

英単語の「類義語」を使いこなして表現のバリエーションを増やすと、英作文のレベルはグンと上がります。『類語辞書』のことを “Thesaurus“(スィソウラス)と呼びます。

学生時代に幾つも書いて鍛えられた「英文エッセイ」ですが、執筆するときに助けてもらったのが Thesaurus でした(あのころはまだ紙の辞書でしたが…)。

おすすめは、こちらもブックマークバーに保存して重宝している “Thesaurus by Merriam-Webster” です。

Merriam-Websterの辞書には、「類義語」のほかに「対義語」「関連語」「関連熟語」など275,000件の表現が網羅されており、見受からない表現はないと言っても過言ではありません。

必要なら、再度その単語を英英辞書で確認!

類語辞典で調べた表現が、「元の文脈にしっかりフィットしているかな?」を確認するならもうひと手間が必要です。このときには、オンラインの英語辞書(厳密には英英辞書ですね)を利用します。もちろん無料です。

おすすめは “Oxford Learner’s Dictionaries“(オックスフォード ラーナーズ ディクショナリー)です。あの権威のあるイギリスの名門大学『オックスフォード』の出版局が運営するオンラインの英英辞書です。

他には、”Longman Dictionary of Contemporary English Online“(ロングマン現代英英辞典)があります。こちらは English-Japanese も調べられるようになっています。

どちらの英英辞書にもトップページに、“Word of the Day” (今日の単語)というコーナーがあり、調べ物がなくても勉強できるような仕組みになっています。



まとめ 英語の翻訳は無料の辞書サイトをフル活用!

いかがでしたか?英訳や和訳をするときには、手間もかかるしそれなりの手順はありますが、便利な辞書サイトを活用して翻訳に励んでみてください。この記事がお役に立てれば幸いです。

また、この記事で紹介したサイトは全て無料で使用できるものです。あなたの習熟度や必要性に応じて、もっと情報が豊富な有料サービスもあるようですので、調べてみられることをお薦めします。

やっぱり翻訳作業は面倒だなと思われる方や事業者の方には、翻訳会社に依頼(外注)されるのもいいでしょう。最近では、下記サイトのように、条件に合った翻訳会社を見つけてくれるサービスもあるようです。