会議やプレゼンにおいて、新たな議題に移るとき「~について説明します」や「~について話します」と申し添えます。英語の会議であれば “I’d like to explain about…” や “Now I will talk about…” という言い方で通じます。
しかし、同じ表現ばかりではプレゼン全体が陳腐に聞こえてしまいがちです。より効果的なプレゼンとするために、ここでは同じ「~について」という表現のバリエーションを紹介していきます。
“about” ばかり使ってないですか? 【英語で「~について」】
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冒頭で紹介したように「~について」という場合、 “explain about” や “talk about” でとりあえずは通じます。ただ、毎回 “about” ばかりを使っていると単調で退屈な印象を与えかねません。
ここでは少し変化に富んだ表現を紹介します。上手なプレゼンや会話では、同じ意味を表わす言葉に対して2~3個の表現(単語または熟語)が使われることが多いです。
簡単な表現を試してみる 【英語で「~について」】
“about” に代わる簡単な表現として、“As to” や “Concerning” は覚えやすい例となります。文の冒頭に持ってくることで、これから話す内容について伝えることができます。
簡単な表現ではありますが、バリエーションが増えることに間違いはありません。表現の幅がグッと広がったイメージを演出できます。
“As to the campaign of the product A, … “
“Concerning the campaign of the product A, … “
いずれも「製品Aのキャンペーンについては…」という表現です
よく出る単語 “regards” を使う 【英語で「~について」】
英語で「~に関しては」という場合、「関心」という意味をもつ “regard” または “regards” を使用した表現が使われることが多いです。下記はそれぞれ異なった “regard(s)” の形ですが、全て「~について」「~に関しては」という意味を持ちます。
“Regarding the new design, … “
“With regards to the new design, … “
“As regards the new design, … “
いずれも「新製品のデザインに関しては…」という表現です
一段上の表現力!【英語で「~について」】
通常の会議から大規模プレゼンまで、ネイティブも使う表現を紹介します。会議の参加者や聴衆の注意をぐっと引き付けることを可能にする表現です。
“In terms of the budget of next year, … “
“In respect of the budget of next year, … “
“In the matter of the budget of next year, … “
いずれも「来期の予算については…」という表現です
ネイティブも使う表現の追加として・・・
“With reference to the social distance at work place, … ”
“In connection with the social distance at work place, …“
「職場におけるソーシャルディスタンスに関しては…」という表現です
まとめ 【英語で「~について」「~に関して」】
“about” に代わる表現を、様々なバリエーションで紹介しました。会議やプレゼンにおいては、相手を飽きさせることなく、自分のペースに巻き込んで議論を進める必要があります。
終始、相手の関心を自分に向けさせておくために、色々な表現を身に着けておくことはプラスにはたらくことでしょう。ぜひ、あなたのお気に入り表現を選んでもらい、実際の場で使ってみることをおすすめします!