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ダッチオーブンの選び方!種類別で比較してみました

アウトドアに最適な季節になってきました!

焼き肉をしたり、飯盒(はんごう)でご飯を炊いたりと、バーベキューやキャンプに出掛けてアウトドア料理を楽しむことも醍醐味の一つですね。そんなとき、ダッチオーブンをマスターしていると、アウトドア料理の楽しみが上がりますよ! ダッチオーブンの種類や選び方をご紹介しますね。

ダッチオーブンとは?

我が家のSOTO製10インチのダッチオーブンでふかしイモ作りました。本当に簡単なのに、美味しくってびっくりです!

ダッチオーブンとは、厚い金属素材でできた調理鍋のことです。とても重くて密閉できる蓋が付属していることも大きな特徴です。 通常の鍋のように下からの加熱に加え、蓋の上にも炭などを置くことができるため、まさにオーブンのように上下から同時に加熱することが可能です。一般的なオーブン料理であるローストチキンやピザ、パン等を作ることができます。

アメリカの西部開拓時代から活躍していた!

1860年代以降のアメリカの西部開拓時代には既にアウトドア調理器具として使用されていました。もともとは欧州でそれ以前から使われていたようです。アメリカでは「キャセロール(仏語でフライパンの意味)」、フランスでは「ココット」、南アフリカでは「ポイキーコース」、オーストラリアでは「べドゥーリ―オーブン」、スペインでは「カスエラ」と呼ばれ、世界中で使用されていたようです。日本でも「鉄鍋」がその代表例ですね。

キャンプの調理器具として人気沸騰!

その性能の素晴らしさに加え、(僕個人的な意見ですが)ワイルドな見た目なども手伝って、バーベキューやキャンプなどのアウトドア料理に使用されています。焼いたり、煮たり、炒めたり、蒸したりすることができる万能鍋「ダッチオーブン」は、初心者からBBQの達人までが愛用するクッキングツールとなっています。

ダッチオーブンにはどういった種類があるの?

出典:ユニフレーム

ダッチオーブンには、素材によって種類が異なるんです。それぞれメンテナンス方法も違うため、順番にご紹介しますね。

鋳鉄製のダッチオーブン

出典:スノーピーク

一般的によく見かける、見た目が黒くて、ざらざらした感触のダッチオーブンです。使用後にお手入れが必要です。お手入れは「シーズニング」とも呼ばれています。

洗剤は使用せず、スポンジ等で洗います。その後、鍋と蓋に食用の植物油を塗って、しばらく火にかけて熱します。ダッチオーブンの使用とシーズニングの回数を重ねるにつれ、熟成されていく過程は何とも言えないカッコよさがあります。 但し、このお手入れを怠ると数日でサビが発生し、次回使用するときにサビ落としの作業が必要になります。

  • 主なメーカー:ロッヂ、スノーピーク
  • シーズニング:必要
  • IH調理器での使用:不可
  • 洗剤の使用:不可
コージさん
コージさん
僕はダッチオーブンはステンレス製(SOTO製)、スキレットは鋳鉄製(ロッヂ製)を持っています。スキレットは使用後のシーズニングが必要ですが、愛着が沸く作業なので、「鋳鉄製=面倒くさい」という印象はありませんよ。むしろ「かわいい」です。

 

ロッヂのスキレット、ウィーバーのグリル、アヒージョ

黒皮鉄板製のダッチオーブン

出典:ユニフレーム

パッと見たところ、コーティングされているように見えるダッチオーブンです。このコーティングは「酸化皮膜」と呼ばれています。鉄を1,200度程度に熱することで発生するのですが、この酸化皮膜のおかげでダッチオーブンを使用した後の赤サビの発生を抑える効果があります。但し、完全なサビ止め効果はないため、使用後のお手入れは必要となります。 洗剤で洗うことができますし、シーズニングのお手入れも鋳鉄製に比べるとずっと楽チンです。

  • 主なメーカー:ユニフレーム
  • シーズニング:必要
  • IH調理器での使用:可能
  • 洗剤の使用:可能

ステンレス製のダッチオーブン

SOTO製のダッチオーブン(著者所有)

見た目の違いが、使用感の違い」と言いましょうか、圧倒的に便利です!洗剤で洗うことができ、使用後のシーズニングは不要。通常の鍋やフライパンと同じように、洗った後は拭いてしまうだけ。サビの心配もなく、とにかく手軽です。 但し、他種類のダッチオーブンに比べ、お値段が割高です。 「いやいや、やっぱりダッチオーブンは『黒』でないと!」という方には不向きかもしれません…。

  • 主なメーカー:SOTO
  • シーズニング:不要
  • IH調理器での使用:可能
  • 洗剤の使用:可能

ダッチオーブンの大きさ

出典:SOTO(新富士バーナー)

ダッチオーブンは、多くの場合、8インチ10インチ12インチ3種類がラインナップされています。

8インチのダッチオーブン

2~3人前の料理向き。比較的軽くて扱いやすいので、家庭の台所でも使用できます

寸法(8インチの場合)
上部開口:約20cm
底部:約16cm
深さ:約9cm
重さ:約2~4㎏

10インチのダッチオーブン

4人前の料理向き。BBQグリルを占拠することなく、程よい大きさ。僕も愛用してます!

寸法(10インチの場合)
上部開口:約27cm
底部:約20cm
深さ:約12cm
重さ:約3~5㎏

12インチのダッチオーブン

出典:スノーピーク

大人数向け料理に最適。圧倒的な存在感!ワイルドに作りましょう。

寸法(12インチの場合)
上部開口:約31cm
底部:約26cm
深さ:約14~18cm
重さ:約6~7㎏

お手入れ?シーズニングってなに?

出典:ロッヂ(エイアンドエフ)

シーズニングとは、わざとダッチオーブンに黒サビを発生させることで、鍋の腐食や赤サビの発生を防止するお手入れのことです。手順としては、食用の植物油をダッチオーブン全体に薄く塗り、火にかけて乾燥させます。その後、十分に自然冷却してから収納します。

あったら便利!? ダッチオーブン関連品

ダッチオーブンに関連する小物類を紹介します。便利かどうかは、著者の感想です。

  • ダッチオーブン収納ケース:△(あれば便利)
    適した大きさのバッグが見つからないこともあるので、純正ケースをもっていると便利ではあるかなと思います。僕は持ってます。
  • リッドリフター(蓋を開けるためのツール):△(あれば便利)
    BBQグリルにかけているなら鍋つかみや手ぬぐいで代用可。三脚や焚火などに直火調理する場合は、あると便利(木の枝や炭用トングで代用可)。
  • 中敷きの網:〇(めちゃくちゃ便利)
    蒸し料理をするときにむちゃくちゃ重宝します!
  • ダッチオーブンスタンド:△(あると便利)
    僕は並べた薪の上に置いちゃいます。テーブルの上に置きたいなら、スタンドあると便利でしょうね。
  • リッド置き(蓋置き):〇(便利)
    薪の上に置くこともできますが、蓋の内側が汚れてしまうので、あると便利です。

ダッチオーブンは絶対おすすめ!

とにかく性能が素晴らしい!見た目に華がある!

具材を入れて、放っておいたらできている。しかも美味しい!」という、アウトドア料理の神器です。焼いたり、煮たり、炒めたり、蒸したりすることができるオールラウンド鍋「ダッチオーブン」を使用して、BBQやキャンプ場で凄腕シェフとして目立っちゃいましょう!